【今さら聞けない!「医師」と「非医師」って何?】クリニック開設でよく見る言葉を解説

クリニックの開設を検討している方が行政のホームページや医療法の解説資料を見ると、「医師」「非医師」という言葉を目にすることがあります。

「医師は分かるけれど、非医師って何?」
「わざわざ区別する必要があるの?」

そんな疑問を持つ方も少なくありません。今回は、クリニック開設時によく出てくる「医師」と「非医師」の違いについて、分かりやすく解説します。

まず、「医師」とは、当然ながら医師免許を持つ方を指します。一方で「非医師」とは、医師以外の方すべてを意味します。看護師や薬剤師、理学療法士はもちろん、会社員や経営者なども含まれます。

では、なぜ行政はこの区別をするのでしょうか。

その理由は、医療機関の開設に関するルールが異なるためです。

例えば、診療所(クリニック)を開設する場合、医師本人が開設者となるケースがあります。これを一般的に「医師開設」と呼びます。一方で、医療法人や法人組織などが開設者となる場合は、実際に診療を行う医師とは別に、法人が運営主体となります。最近、増えてきている一般社団法人もそのひとつですね。

また、一部の行政手続きや許認可では、「医師が開設する場合」と「非医師が関与する場合」で必要な確認事項が異なることがあります。これは医療の公益性や適正な運営を確保するためです。

特に近年は、異業種から医療分野への参入や、クリニック経営をサポートする企業が増えていることから、「誰が経営に関与しているのか」を行政が重視する傾向があります。そのため、各種通知や申請書類でも「医師」「非医師」という表現が使われているのです。

普段の生活ではあまり聞き慣れない言葉ですが、クリニック開設を進めるうえでは意外と重要なキーワードです。行政資料で見かけた際は、「医師本人なのか、それとも医師以外の人や法人なのかを区別しているんだな」と理解すると分かりやすいでしょう。

クリニック開設には、開設者の立場によって必要な手続きや検討事項が変わる場合があります。

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